大型犬の介護
- ゴールデン・レトリバー 体重23キロ
- ラブラドール・レトリバー 体重43キロ
大型犬の介護はとにかく、重さとの闘いです。
成人男性でも23キロを一人で抱き抱えるのは、容易ではありません。
まして43キロともなると、二人掛かりです。
ゴールデン・にこの死期
にこちゃんは、生後三か月に我が家に来ました。
この子は、死ぬまで”ワンッ”と一度も吠えた事がありません。
小さな声で”ウ~ッ”・“クーッ”と声に出すだけ。
完全ににこは、人間だと思っていた。
12歳になり、歯が抜け始めた。
(歯が無くなってくると、嫌な予感しかない)
それを機に散歩に行きたがらなくなり、用を足すだけお庭に行く程度。
食事も柔らかい物しか食べなくなった。
2023・13歳
次第に体力も落ち、食欲もなくなり、みるみるうちに細くなり、歩行する事も無理な状態に。
そこから寝たきり状態になったのです。
寝たきりになってからの介護は、ちょびと同じように24時間体制。
- おむつを嫌がり、寝てる下におしっこシートを敷き用を足す。
- うんちゃんはお腹をさすって、やっと出る。
- 水はスポイドでは、間に合わず、車用のオイルを足すボトルで水分補給。
- 寝返りが出来ないので、床ずれしないようにU字の大きい枕を利用。
- 食事は、その度、手で口まで運んでいた。
にこは、何を思ったのか、ある日から、食事・水分の接種を拒否するようになった。
”体調が良くないから、無理強いしなくても大丈夫”と思っていた。
2023・11
何も口にしなくなってから、2週間後、私が食事の支度を終え、にこの側に行くと息をしていない。
まだ、暖かいのに、死んだとは思えなかった。
13歳で亡くなるとは早すぎる。数日間、私はめそめそしていたが、ラブラドールのももちゃんがいる
”まだまだ、頑張らなければ”と、ももの顔を見て思った。
4年連続で愛犬を失ってみて
毎年、一人ずつ亡くなってしまった悲しみは計り知れないけど、その分沢山の愛情を貰った。
感謝しかない。
ペットロスにならないように遺骨は、取っておかず、動物の共同墓地に埋葬した。
写真や動画は、保管している。
現在のもも
4人を看取ったもも。1人看取っては、亡くなった子を探し、”クンクン”鼻鳴きをしていた。
ももが亡くなった時は、毎日、探していた。
ももにとって、にこはお母さんだったのだ。
亡くなって1年が経った今、落ち着いた生活をしている。
にこの教育の賜物
- 無駄吠えしない
- 私が教えた事もない、待て・お座り・お手が自然と出来ていた
- 人・子供・猫が大好き
いい子に育った。
・看護で便利だった物 ・亡くなってすぐに必要な物
- 長座布団
- U字枕
- スポイド(大)金魚売り場にあります
- 車用のオイルボトル
- タオル類
- ゴム手袋
- チュール
亡くなって直ぐに用意した方が良い物
- 氷
- タオル
- 段ボール
※火葬待ち、季節がらなど、ご遺体を保管する為の物です。
まとめ
個人的な話でしたが、皆さんの参考になれれば幸いです。
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